セレッソ大阪FW杉本健勇(25)が16日、同世代のFW宇佐美と日本代表での共闘を心待ちにした。この日、大阪市内でヴィッセル神戸戦(18日、ノエスタ)に向けて軽めの調整を実施。前日15日、日本代表の欧州遠征に向けてメンバーが発表され、昨年6月以来9カ月ぶりに宇佐美が復帰した。昨年8月に初選出となった杉本は今回も名前を連ね、宇佐美と一緒にピッチに立つことが「(12年)ロンドン五輪以来かな」と言い「会うのも久々。うれしい」と喜んだ。

 プラチナ世代と呼ばれる同じ92年生まれで、年代別代表で切磋琢磨(せっさたくま)してきた。A代表での再会に「(宇佐美)貴史や(柴崎)岳が代表で活躍する姿を見て、自分も絶対(A代表に)いくと思ってた。同世代は負けたくない気持ちは持っていると思うけど、やっぱり仲間。一緒に(チームを)引っ張っていく気持ちはある」と責任感を示した。

 自身もW杯のメンバー入りに向けてアピールが必要になる。「(ハリルホジッチ)監督の近くでプレーするのは最後になる。やるべきプレーをやって、がむしゃらに1日1日やるしかない」と力強かった。