メキシコリーグの後期最終戦を前に、スペイン語のESPNデポルテス電子版が27日、パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)の去就について報じた。

 本田は昨年7月に1年契約で電撃的に移籍加入。年俸はクラブ史上最高額の360万ドル(当時のレートで約4億1400万円)と破格の待遇で迎えられた。

 本田の希望をのむ形で1年契約を結んだため、この夏で契約が切れる。パチューカは契約延長を希望しているといい、同サイトは「チームで最高額の報酬を受け取る本田はさらなる報酬アップを希望するが、現状クラブにはその予算がない。本田にはスペイン、そしてアメリカからのオファーが届いている。パチューカはワールドカップ(W杯)後に、再び契約延長の交渉をする予定だ」と伝えた。

 本田はプレーオフ進出をかけ、28日(日本時間29日)にホームでのアトラス戦に臨む。