山形が決定力の差を見せつけられた。前半途中から流れをつかみ、何度も相手ゴールに迫りながら1点が遠い。前線からのプレスも効いて失点の気配はなかったが、後半35分に元山形の鳥栖FW豊田にワンチャンスを決められた。シュート数でも12対5と大きく上回りながら、今季2度目の2連敗。石崎信弘監督(57)は「もう少しチャンスを増やして決めきらないと、J1では勝ちきれない」と嘆いた。
エース不在が響く。この日先発したディエゴ、山崎、川西をはじめ、FW陣がいまだ無得点。前半43分に決定的なヘディングシュートを相手GKに阻まれた山崎は「完全にこっちのゲームだったし、悪いサッカーはしていない」。昨季チーム得点王のディエゴも「チャンスで決められなかったのは残念だが、次も続けていくしかない」と前を向いた。
開幕から5試合2得点で1勝4敗。うち1点差負けが3度と、ゴールと勝ち点1が遠い状態が続いている。J1が18チーム制になった05年以降、開幕5試合で勝ち点5未満だった延べ9クラブすべてがJ2に降格した。過去12度、例外なく繰り返されているジンクスを破るために、1つでも多くの得点を奪っていくしかない。【鹿野雄太】



