浦和MF武藤雄樹(26)が、7日清水戦でのリーグ5戦連続ゴールへ、意気込みを新たにした。3日柏戦では4試合連続となるゴールを、2-3の後半ロスタイムに決めた。

 福田正博、田中達也、エメルソン、ワシントンという、クラブ史上に残る点取り屋に並ぶ記録。祝福メールも殺到。しかし武藤は「レジェンドのみなさんは、4戦連発を何度もやっている。僕はとにかく、次の試合もゴールを決めたい」と早くも次節に気持ちを向けた。

 チームを第1ステージ優勝王手に導く、貴重な同点弾だったこともあり、各媒体には「武藤」の見出しが躍った。東京FW武藤と比較され「じゃない方の武藤」と呼ばれた時期もあった。しかし勝利への貢献度、注目度どちらをとっても、今や互角以上になった。

 しかし4日付本紙(東京本社発行版)のように、ガッツポーズの見栄えの良さから、紙面を飾る写真はチーム2点目を決めたDF槙野に奪われがち。朝刊の主役になりそこねた武藤は、4日の練習後に紙面を確認し「この人こういうところで前に出る力、ハンパないんすよ!」と天を仰いだ。

 武藤は試合後にサポーターから、プロレスラー武藤のLOVEポーズを求められても「本人の許可がないから…」と人目をはばかりこっそり行うほど、控えめだった。今回は、リップサービス気味ながらも「僕ももう少しフォトジェニックになります」。清水戦で優勝を決めるゴールと、派手なゴールセレブレーションで、クラブの顔の1人としての自覚を示す。【塩畑大輔】