新時代を迎えるJリーグが7日に開幕する。今季より8月~翌年6月に行われる「秋春制」に移行され、選手のパフォーマンス向上と、欧州シーズンを合わせたことによる移籍活性化が期待される。移行初年度のV争いは25年王者の鹿島アントラーズ、百年構想リーグを制したヴィッセル神戸が軸になるとみられるが、そこにどこが食い込んでいくのか。積極補強を敢行したクラブを中心に見どころを探る。

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来たるべき新シーズンに向けて、王者は堅実に実力者をメンバーに加えた。鹿島はFWヤンマテウス、MFマテウスブエノ、DF広瀬を獲得し、ベースアップに成功。神戸は22年と23年にJ1得点王に輝いたFWのAロペスとMF渡辺を加え、ともにJの舞台で実績があり、スムーズなフィットが見込める盤石の補強でVを狙う。

初参戦した前回アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で準Vと結果を残した町田は、海外からMF明本を“逆輸入”し、FWデュークも再獲得。常勝軍団の仲間入りをすべく、陣容を強化した。

広島はFW中村が欧州へ渡ったものの、元日本代表FW浅野、同MF川村が復帰し、コートジボワール代表FWアレーも獲得。21-22年のオランダリーグ得点王で、プレミアリーグやブンデスリーガでも活躍したアレーの得点力には注目が集まる。その広島からFWジャーメイン、FW木下をダブル補強した清水も大型ストライカー補強に成功。前線の迫力を増してVを狙う。

鹿島MF荒木、東京MF佐藤龍らのように、欧州挑戦する選手の移籍に目がいきがちだが、G大阪とC大阪は監督がサウジアラビアに引き抜かれる事態になった。序盤戦は両クラブがどんな戦いを見せるかも注目ポイントになる。

鹿島DF濃野の米MLS移籍にはじまり、神戸、千葉、水戸が絡む右サイドバックの“玉突き移籍”が発生するなど、国内外で移籍は活性化している。9月16日の移籍期限まで、まだまだ動き続けることになりそうだ。【永田淳】