常葉大橘が藤枝明誠を2-0で撃破し、8強に駒を進めた。DF池田大峨主将(3年)を軸とした守備で粘り強く戦うと、後半の2得点で勝利。同校が所属する県Aリーグから、1つ格上となるプリンスリーグ東海勢の一角を崩した。藤枝東は、浜松工に5-0と順当勝ちした。準々決勝は、31日にIAIスタジアム日本平と草薙総合運動場陸上競技場で行われる。

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藤枝東FW増田瑛斗(3年)が、快勝発進の立役者となった。まずは前半5分、右CKから頭でネットを揺らした。「良いボールを蹴ってくれたので、決めるだけだった。雨で何が起こるかわからない中で早い時間に点を取れて良かった」。初戦の緊張感に加えて雨でグラウンドコンディションも悪い中、貴重な先制点でチームを落ち着かせた。

今季プリンスリーグでも9得点を記録するストライカーは、これで終わらなかった。同29分には自ら獲得したPKを右隅へきっちり沈める。後半追加タイムには、ゴール前のこぼれ球を押し込んで公式戦初のハットトリックを達成した。

今年、創部100周年を迎えた同校。選手権は直近5年で4度の準優勝と、大舞台をあと1歩のところで逃してきた。増田は「自分たちの代で行きたい」と改めて決意。清水東との準々決勝に向けては「新人戦、県総体で対戦(いずれも勝利)して、苦しい展開が多かった。次も早い時間に点を取ってチームを楽にしたい」と2戦連発を誓った。まだまだ、チームを引っ張る。