東京がホームで水戸を6-0と粉砕し、2位に浮上した。今季リーグ戦初先発となった34歳FW仲川輝人が2ゴールを挙げ、首位町田に並ぶ勝ち点27に。クラブ最多タイの6発で、得失点差も1まで肉薄した。浦和は長崎を1-0で下す3連勝で7位に浮上。C大阪は最下位の千葉に後半追加タイムから2点差を追いつき、2-2で引き分けた。
◇ ◇ ◇
セレッソ大阪が劇的ドローで勝ち点1を拾った。ホームでジェフユナイテッド千葉とぶつかった試合は、前半から苦しい時間が続いた。相手に主導権を握られる展開の中、前半23分に先制を許し、後半2分には追加点も決められた。
その後も効果的な戦いに持ち込むことはできなかったが、体を張って守って3点目を許さなかったことで、最後に追い付いて見せた。
後半アディショナルタイム6分に途中出場のFW桜川ソロモン(25)がCKの流れから押し込むと、同8分には同じく途中出場のU-21日本代表MF横山夢樹(21)がカットインから豪快にゴール右上へ蹴り込んだ。
黒星濃厚の中で勝ち点1をもたらした横山は「ぶらさずに自分を貫いた結果に、ああいうゴールが待っていた。自分を信じて良かった」と胸をなで下ろした。
一方で、最下位相手に内容で上回られ、試合後に大ブーイングを受けたことには「本当に厳しい状況で、なかなか勝てていない。7試合勝てていないことで、サポーターのみなさんがブーイングする気持ちはもちろんわかる。内容でもほとんどの試合で相手優位な展開が続いている。今日勝ち点1を拾えたことをプラスに捉えて、(31日の)鹿島戦にいい状態で臨みたい」と話した。
チーム状況にはMF香川真司(37)も厳しい言葉を並べた。「勝たなきゃいけない試合だったので、これを楽観的に『よく引き分けた』で絶対に終わらせたくない。サポーターのブーイングが物語っているように、今は俺たちがやるべきことを全然攻守においてできていない。(31日に)鹿島戦があって、その次はダービー(11月8日、ガンバ大阪戦)がある。時間がないんで、選手がグラウンドの中でやっていくしかない。選手もプロとしてどう最大値を出すか、1人1人に求められる」と、厳しい口調で危機感をあらわにした。



