バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(33)が今季限りでの退団を発表した。
15年にシャビがカタールへ去り、今度はイニエスタも中国への移籍がうわさされている。いずれにしてもクラブの一時代が終わろうとしているのは間違いない。
これを受け、2度のチャンピオンズリーグ制覇など、指揮官と選手としてバルセロナで14個のメジャータイトルを獲得したジョゼップ・グアルディオラ監督(47=現マンチェスター・シティー監督)が記者会見を開いた。英BBCなど多くのメディアが報じている。
グアルディオラ監督は「イニエスタなしでバルサの成功はありえなかった。彼に感謝したい。人々は普通、監督が選手を育てると考える。でも例外がある。彼は私がサッカーをより深く理解するのを助けてくれた。彼のピッチでのプレーを見ているだけでだ。彼はプロフェッショナルとしてどう振る舞えば良いかという良い手本だった」と深く感謝した。
またイニエスタを指揮することが、どれだけ監督にとって素晴らしいことであるかについて「彼が練習するのを見ていることが幸せだ。どんなプレーでも簡単に見せてしまう。私が彼について最も印象的だと思うのは、すべてのプレーをどれだけ自然にやりとげてしまうか。それはサッカー選手にとって最も難しいことだ」と説明した。
イニエスタは今後について「バルセロナとは対戦したくない」と話したが、移籍先は明かさなかった。一方、欧州メディアでは中国の重慶力帆への移籍が報じられている。
いずれにしてもイニエスタが引退後、指導者としてスペインに戻り、同じように卓越した戦術眼、まねの出来ないような技術を持った第2のイニエスタを育ててくれることを期待したい。
【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)



