独ビルト紙は13日、ハンブルガーSVの日本代表DF酒井高徳(25)のインタビューを掲載した。一問一答は以下の通り。
-ラバディア監督は(酒井高も所属していた)シュツットガルト時代と今とどちらがハード?
酒井高 シュツットガルト時代のほうが厳しかったですね。
-プレシーズンのトレーニングではスイスの標高1932メートルで行われたマウンテンバイク競争でチーム1位だった
酒井高 ディークマイアーとクレバーもすごかったです。外で自転車に乗るのは久しくなかったんです。フィットネスルームでこいでるぐらいで。
-テストマッチでは本来のサイドバック以外にボランチでもプレーした
酒井高 テスト期間中は問題ないです。そのポジションでの動きを学ぶことができますから。でもブンデスリーガでもボランチでプレーするとなると難しいかな。相手からのプレッシャーはすごい強いですから。
-ハンブルガーSVでの1年目を振り返って
酒井高 すごくいい感じでした。今日まですべてがうまく回っている。ハンブルクはとても心地よい場所ですね。2年目の今年はもっと集中して取り組めると思う。
-ピッチ上ではどう取り組むか?
酒井高 もっと攻撃にかかわっていくところにトライしていかないと。センタリングの精度を上げていきたい。昨シーズンはわずかに1アシスト。僕にとってすごく少ない。
-チームでの目標は?
酒井高 昨季は悪くはなかったけど、完全に満足いったわけではない。自分のパフォーマンスにもチームのにも。下位チーム相手に十分な勝ち点を取ることができなかった。それに最後のパス、センタリングやシュートのクオリティが足らなかった。あらゆるところでレベルアップできる。FWだけの問題ではなく、チーム全体の問題だから。
-なぜ多くの日本人がブンデスリーガで活躍しているのか?
酒井高 ここ以上に多くの日本人がプレーしている欧州のリーグは確かにない。日本とブンデスリーガは単純に良く合うんだと思います。メンタリティーや規律面とか。日本だとさらにもっと規律に価値が置かれています。
-ブンデスを去るという考えはあるか?
酒井高 ここは僕にとってパーフェクト。ドイツ語もすごく勉強したし、新しい言語を学ぶ必要はないかな(笑い)。
-18年W杯は大きな目標?
酒井高 もちろん絶対にそこへ行きたい。そのためにもハンブルガーSVでプレーして、良いパフォーマンスを披露していくことが重要。代表は最終予選に入っていくところ。アウェーのタイ、サウジアラビア、UAEは気候的にも簡単ではない。でも予選突破を果たさなければならない。