フランス1部でマルセイユDF酒井宏樹(28)はホームのリール戦で左膝を負傷し、前半22分に退いた。転倒した際に痛めた。5-1で勝利も、試合後は松葉づえ姿で「ひどくないことはないんじゃないか」と不安そうな表情。「倒れたときに相手の体重もかかった。とりあえず(22日予定の)検査を受けてみないと。そんなに(全治まで)長くないことを祈りながら」と言うしかなかった。

 ガルシア監督は「内側側副靱帯(じんたい)を痛めたようだ。すぐに復帰するのは難しい」と当面の離脱を示唆。ザルツブルク(オーストリア)と対戦する欧州リーグ準決勝(26日、5月3日)の出場は厳しい見通しだ。シーズン終盤の大事な時期に加え、右DFで定着している日本代表として開幕まで2カ月を切ったワールドカップへの影響も懸念される。22日のフランス紙レキップ電子版は数週間離脱する可能性があると伝えた。