マンチェスターUに所属するフランス代表MFポール・ポグバ(26)が16日、東京都内のイベントに参加し、移籍の可能性を示唆した。

六本木で行われた「アディダス」のイベントに出席したポグバは、2018-19年シーズンを振り返り「いろいろあったが、W杯で優勝したから素晴らしいシーズンになった」と、所属クラブではリーグ戦6位で欧州CL出場権を逃すなど苦しいシーズンだったが、W杯ロシア大会でフランス代表として優勝できたことが大きかったと話した。

Rマドリードへの移籍が報じられているが「マンチェスターUで3シーズン過ごした。良いときも悪いときもあったが、特にチームの中でいろいろあった。ただ、W杯があったので自身にとってベストシーズンになった。ただ、タイミング的には、新しい所で、新しいチャレンジをするべきだと思っているで、(移籍が)報じられているようにいろいろ考えて考えている」と、具体的なチーム名や時期について明言は避けたものの、移籍を視野に入れていることを明かした。

ポグバの新天地には、以前から日本代表MF久保建英の加入が決定しているRマドリードへの移籍が報じられている。移籍が実現すれば、遠くない未来、ポグバと久保が同時にピッチに立つ可能性もある。

最後に、日本の代表選手の行動について伝えたいことがあると話し始め、「試合後にロッカールームをものすごくきれいにして、まるで新品のようにしてから帰る。他の欧州のクラブは、すべてがこのようなことをしていない。みんなこれをまねするべきだと思う」とコメントした。