マジョルカに所属するMF久保建英(18)は、7日にアウェーで行われる“古巣”バルセロナ戦で先発すると、スペイン紙各紙が予想している。

マルカ紙は、4-4-2の2トップに入るだろうと伝えた。だが、マジョルカ加入後、FWのポジションでプレーしたことは1度もない。アス紙も先発を予想。4-1-4-1の布陣で、本来の右ではなく左サイドハーフでプレーすると伝えた。

マジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカも、4-1-4-1の左サイドハーフでプレーするのが濃厚と見ている。ダニ・ロドリゲスが同ポジションで出場した場合は、右サイドハーフでプレーすることになると報じた。

久保は前節ベティス戦で、4-3-3の右インサイドハーフとしてプレーしたが、チームは惜しくも1-2で敗れている。

マジョルカのモレノ監督は試合前日に行われた記者会見で、バルセロナの本拠地「カンプノウ」のピッチに立つ可能性の高い久保について「ラ・マシア(バルセロナの下部組織)で4年間過ごした青年として感動するものがあるだろう。久保は常にモチベーションや意欲のある青年だが、トップチームのピッチでプレーすることに興奮するはずだ」と言及していた。

久保は今季スタメンで6度出場しており、通算成績は12試合で計699分間出場、1得点1アシストを記録している。(高橋智行通信員)