スタッド・ランスMF伊東純也(29)が、アウェーのアンジェ戦で2試合連続のゴールを決めた。2トップの一角で先発し、前半45分に右足で今季2点目。後半24分までプレーし、チームも4-2と勝利した。11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会を見据え、日本代表の主力が本場・欧州で研さんを積んでいる。

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伊東が一回り成長した姿を披露した。1-0で迎えた前半45分、左サイドから中央へ出たスルーパスを受けた。すかさず前を向くとドリブルで進む。相手DFの後方からの激しいチャージに体勢を崩し、前のめりになる。だが倒れず、こらえた。すかさず前へボールを持ち出すと、GKの動きを冷静に見極め、右足でゴール中央に流し込んだ。貴重な追加点が飛び出した。

前節リヨン戦に続く得点に「毎試合、点に絡むのが目標。ゴールを取れたのはうれしい」と喜んだ。「何とか粘ってシュートを打てた」。W杯に向かう上でまた1つ大きな糧を得た。

「イナズマ」と呼ばれるスピードが武器だが、以前よりも「強さ」が加味されている。8月28日のリヨン戦で見せた豪快なヘディングシュート。右サイドからのクロスボールに高く跳び上がり、上体を大きく左へひねりながら合わせた。鋭く回転の利いたボールは、ファーサイド隅へ飛び込んだ。鮮やかな一連の空中動作。体幹の強さを証明するには余りある一撃だった。

ベルギー1部ゲンクを経て、より屈強なDFがそろうフランスで目に見える結果を出している。この日の前半29分、浮き球の縦パスを受けた場面。競り合う190センチを超える大柄なDFを右腕でうまく押し返しながらマイボールとすると、鋭いドリブルからゴール前へ切り込んだ。存在感を見せつけるには十分だった。チームの今季初勝利に貢献。それでも「勝てたのは良かった。続けていかないと意味がない」。W杯で対戦するドイツやスペインという強豪国ばかり。カタールへ向け、稲妻アタッカーの輝きは増している。