【マドリード=高橋智行通信員】バルセロナがフランス代表FWウスマン・デンベレ(25)のゴールで、アトレチコ・マドリードをアウェーで1-0と下した。バルセロナは2位レアル・マドリードに勝ち点3差をつけ、首位の座をキープした。対するAマドリードはバルセロナの倍のシュートを放つも最後までゴールが遠く5位に後退した。
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ワールドカップ(W杯)優勝メンバーのナウエル・モリナをスタメンに並べた4位Aマドリードが4-4-2で臨んだのに対し、エースのFWレバンドフスキを3試合出場停止で欠く首位バルセロナは代わりにアンス・ファティをセンターフォワードに配置し、4-3-3で戦った。
雨天のスリッピーなピッチコンディションの中、序盤ボールをキープしたのはアウェーのバルセロナ。しかしAマドリードは組織的な守備で簡単にはやらせず、両チームとも遠目からシュートを放つだけだった。
試合が動いたのは前半22分。ペドリのドリブルを起点とした攻撃から、ガビがパスをつなぎ、デンベレがダイレクトで合わせてバルセロナが先制点を記録した。さらに24分、Aマドリードのバックパスミスを奪ったペドリがオブラクとの1対1を迎えるもDFにブロックされた。
1点を失ったAマドリードはそれまで引いていたラインを前進させて積極的にプレスをかけていき、2トップの一角に入ったグリーズマンを中心に反撃を開始。32分にマルコス・ジェレンテがシュートチャンスを得るがDFに阻止され、33分のヒメネスのヘディングシュート、37分のナウエル・モリナのシュートはともに枠外だった。
さらに攻め続けるAマドリードは42分、左サイドを起点とした攻撃から、ゴール正面でボールを受けたグリーズマンがシュートを打つも、テア・シュテーゲンにファインセーブされた。
雨が降り続ける中、後半がスタート。1点を追うAマドリードが後半開始後もライン高めにプレーしたのに対し、バルセロナは守勢に立ち、カウンターの機会をうかがった。
パスを回して攻撃の糸口を探したAマドリードは序盤、ジョアン・フェリックスやグリーズマンが立て続けにゴールを狙うが枠を捉えられない。
バルセロナはこの悪い流れを断ち切るため、後半13分にアンス・ファティとデ・ヨングを下げ、フェラン・トーレスとケシエを投入。そして17分にデンベレがDF裏に抜け出してシュートを打つが、DFに阻止された。
Aマドリードはすぐさまこの状況に対応。20分にバリオスとカラスコに代え、コンドグビアとモラタをピッチに入れうまく修正した。するとその直後、マルコス・ジョレンテが決定機を得るが、テア・シュテーゲンに防がれた。
さらにAマドリードは28分にジョアン・フェリックスとコケに代えてコレアとレマルを投入して攻撃陣をリフレッシュ。終盤に猛攻をかけ、サビッチとフェラン・トーレスが退場になる荒れた展開の中、ロスタイムにグリーズマンが決定的チャンスを得るも、ゴールライン上でDFにブロックされた。
バルセロナは先制点後、Aマドリードの反撃に遭い劣勢の状況が続くも、最後まで堅い守備を維持して失点を許さず1-0で逃げ切った。

