バルセロナは23日、ドルトムントのドイツ代表FWカリム・アデイェミ(24)の獲得を発表した。契約は31年までの5年間となっている。

バルセロナは来季に向けた攻撃陣の補強に動く中、来年の6月30日でドルトムントとの契約が満了し、以前よりバルセロナでプレーすることを望んでいたアデイェミとの契約で合意した。

スペイン紙ムンド・デポルティボによると、移籍金は2200万ユーロ(約40億7000万円)プラス出来高700万ユーロ(約12億9500万円)であるという。

また、ドルトムントはバルセロナが将来、アデイェミを他のクラブに売却した場合、キャピタルゲイン(購入価格と売却価格の差による収益)の30%を受け取る権利を保有している。

アデイェミはバルセロナにとって、イングランド代表FWゴードンに次ぐ今夏2番目の補強となった。アデイェミはこの後、主に世界王者に輝いたばかりのスペイン代表FWヤマルとポジション争いに挑むことになるものの、攻撃のさまざまなポジションでプレーできるポリバレントな能力を有している。

アデイェミは同日に行われた入団発表セレモニーでヤマルについて、「ラミン(ヤマル)に会ったことはないが、信じられないほど素晴らしい選手だと思う。後ろから上がってきて、彼のプレーを生かせると思うのでうまく連携できる。彼はゴールを決めるので、パスを供給しなければならない。彼や他の選手たちとうまく連携できると思う」と問題ないことを強調した。

アデイェミは22年夏にレッドブル・ザルツブルクから移籍金3300万ユーロ(約61億500万円)でドルトムントに入団。所属した4シーズンで公式戦146試合に出場し、36得点22シストを記録した。

ドイツ代表では21年9月のデビュー以来、11試合1得点を記録。昨年の欧州ネーションズリーグやワールドカップ北中米大会予選に参加したものの、本戦のメンバーには入れなかった。(高橋智行通信員)