イングランド・プレミアリーグの開幕節で、イプスウィッチに加入した日本代表FW前田大然(28)がホームのサンダーランド戦に先発出場し、新天地デビューを果たした。1-1の後半35分までプレー。チームは2-1で競り勝ち、白星発進した。

「夢だった」というプレミアリーグの舞台。日本選手の同リーグでの出場は17人目となった。背番号38の前田は2列目の左に入り、持ち味を発揮。序盤からボールを持つと積極的にドリブルを仕掛け、前半18分には自陣左サイドで相手を追いかけてボールを奪い、ホームのサポーターから大きな拍手が送られた。

今夏にセルティック(スコットランド)から2029年夏までの3年契約で加入。英スカイスポーツによると、移籍金は1000万ポンド(約22億円)。イプスウィッチは2025-26年シーズンにイングランド2部リーグで2位となり、2季ぶりのプレミアリーグ復帰を果たした。

試合は昇格組のイプスウィッチがカウンターで先制。前半24分、パラグアイ代表FWエンシソが自陣で相手ボールを奪って一気に持ち上がり、最後はブラジル人FWエメルソンが押し込んだ。前田も左サイドから猛スピードで攻め上がっていた。この3人の連係は今後に期待を持たせた。

だが、昨季7位に大躍進したサンダーランドは前半39分にエクアドル代表FWアングロが鮮やかな直接FKゴールを決めて同点。前半は1-1で折り返した。

後半10分までに前田に2度の好機。まずは5分、ゴール前でフリーになり、右からのクロスに頭で合わせたがヒットせず。その3分後にも左からの折り返しにフリーで飛び込んだが合わせることはできなかった。プレミアリーグで日本人13人目のゴールも期待されたが、ネットを揺らすことはできず、後半35分に交代した。

チームは同45分に途中出場のFWジャック・クラークがショートカウンターからゴールを決めて勝ち越し。2シーズンぶりのプレミアリーグで白星スタートを飾った。