バレンシアのコルベラン監督(43)がバルセロナのスペイン代表MFロドリが侮辱するような言葉を発したことに対し、「あれは完全に不適切な発言だった」と苦言を呈した。

バレンシアは11日にアウェーで行われるスペインリーグ第5節でセビリアと対戦する。この一戦の前日、コルベラン監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。

コルベラン監督はその際、先週末のバルセロナ戦でロドリがベンチでバレンシアに対し、「すごく弱い」、「本当に酷い」などの侮辱発言をしたことについて、「あれは完全に不適切な発言だった。同じ職業の仲間への敬意から生まれた言葉とは思えない。ガヤは自ら彼と話し合った。我々は彼の公の謝罪を受け入れ、それが適切なものだと理解している。たとえチームメートに話すという状況だったにしても、メスタージャでスタンディングオベーションを受けながらピッチを去った彼にとって、あれは不適切なものだった」と非難した。

また、コルベラン監督は開幕4戦未勝利の最下位という厳しい状況の中、セビリア戦に負けた場合、解任される可能性を懸念しているかという質問に対し、「私は人生において、自分の力ではどうにもならないことは意識しないようにしている。バレンシアの監督に就任した当初、チームはおそらく最悪の状況だったが、私は非常に困難な目標を達成するために全力を尽くした。昨季は過渡期で、2つの局面があった。一つは思い通りに戦えなかった時期、もう一つはギド(ロドリゲス)とサディクが加入し、チームが非常に高い競争力を示した後半戦だ。我々は数字上で3位という素晴らしい後半戦をやり遂げ、過去6年間で最高の順位に並ぶことができた」と返答した。

続けて、「今季は幸先の良いスタートを切れていない。過密日程の中、リアソール(デポルティボ戦)では自分たちが望む姿を見せられず、バルセロナ戦では本来の実力を発揮できなかった。我々はこの後、自分たちならできると信じている戦いをするため、セビリアに向かう」と意気込みを語っていた。(高橋智行通信員)