レアル・マドリードのモウリーニョ監督(63)がエルチェ戦後、「勝負を決めるチャンスがあったのに決められなかった」と苦戦した理由を説明した。
Rマドリードは15日にアウェーで行われたスペインリーグ第6節でエルチェと対戦した。
前半25分にギュレルのFK(※記録はGKディトゥーロのオウンゴール)で先制点を奪うと、前半33分にディオマンデの正確なクロスから、エムバペが得点ランキング単独トップに立つ今季7点目を記録した。
しかし、2点リードで後半ペースを落としたことで同点にされてしまったため、終盤に猛攻を仕掛け、ベリンガムの個人技を起点としたカウンターからエムバペがゴール前に出したボールをカルロス・エスピが押し込み、土壇場で3−2の勝利を挙げた。6試合5勝1敗で勝ち点を15に伸ばし、暫定ながら首位バルセロナに勝ち点で並んでいる。
試合後、モウリーニョ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、後半に再び調子を落とした理由について、「それは明らかだと思う。理解するのは簡単だよ。勝負を決めるチャンスがあったのに決められなかった試合だ。そのチャンスを逃してしまうと、楽な展開からゲームをコントロールできない展開になってしまう」と説明した。
続けて、「試合が楽にいっているように見えても勝負を決めきれないと、その後でペースが落ち、コントロールを失い、その楽さを誤って解釈してしまうことがある。でもそれは起こり得ることだ。全く簡単なことではない。選手たちは休息を必要としており、明日はオフにする。もし我々が終始悪いプレーをしていたら、その不安は計り知れないものだ。最高の時間帯もあれば、積極性に欠け、ただ待つばかりで、インテンシティーを欠いた時間帯もある。もちろんそれは懸念すべき点だが、我々は勝利した」と話していた。
モウリーニョ監督はまた、ギュレルが必要不可欠な選手かという質問に対し、「いや、誰も必要不可欠ではない」と否定しつつ、「私が交代を行った時、コントロールを失いかけていた。ビニシウスは守備で非常に良い働きを見せてくれたがかなり疲れていて、10番のポジション(トップ下)でプレーしていたアルダ(ギュレル)もインテンシティーが低下していた。2−0でリードしていたものの、コントロールを失いつつあると感じ、フレッシュなジュード(ベリンガム)とブラヒムを投入したんだ。さらにその後、FW陣を送り出し、試合をものにすることができた」とエルチェ戦を振り返っていた。
Rマドリードは次節、20日にアウェーで行われるスペインリーグ第7節でアトレチコ・マドリードとのダービーマッチに臨む。(高橋智行通信員)

