バレンシアがハビエル・アギーレ氏(67)を新監督候補の1人に挙げているとスペイン紙マルカ電子版が15日に報じた。

バレンシアは今季のスペインリーグ開幕から5戦連続未勝利の最下位という事態を受け、13日にコルベラン監督との契約解除を決定した。その後任として始めに、エルネスト・バルベルデ氏に新監督就任オファーを出したが断られていた。

同紙によると、バレンシアは新たに、かつて日本代表を率いたこともあるアギーレ氏を新監督候補の1人に挙げているという。このメキシコ人指揮官はこれまで、スペインではオサスナ、アトレチコ・マドリード、サラゴサ、エスパニョール、レガネス、マジョルカで監督を務め、同国のリーグを熟知している。今夏のワールドカップ(W杯)北中米大会で母国をラウンド16に導く成功を収めた後、無所属になっていた。

W杯終了直後にさまざまなクラブチームやエクアドルや韓国などを含む代表チームからオファーを受けていたものの、まずは休息することを優先し、オファーを受けていなかったという。

同紙によると、バレンシアはすでにアギーレ氏の関係者と最初のコンタクトを取っているとのことだ。現時点では何も決定しておらず、監督就任は今後の交渉次第だが、アギーレ氏は常々、スペインで指揮を執ることを前向きに捉えているという。

バレンシアはアラベス、レアル・ソシエダードとの今後2試合の指揮を、Bチームのオスカル・サンチェス監督に暫定的に任せており、その後に訪れる今季最初の国際Aマッチ期間中に新監督がチームの再構築を開始する予定になっている。(高橋智行通信員)