FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会で、21日の日本戦を前に、チュニジア代表のエルヴェ・ルナール新監督が選手に飛ばした“熱いゲキ”が注目を集めている。
開幕戦でスウェーデンに惨敗したチュニジアは、サブリ・ラムシ監督を解任し、後任にフランス人のルナール氏を招いた。就任初日のミーティングで、同氏は選手たちに厳しい言葉を投げかけた。
「今、前に進まなければならない。サッカーでは失っていい時間などないからだ。再び奮い立たなければならない。難しいことだと分かっている。だが、プロである以上、そこから立ち直らなければならない」
「ここへ向かう途中、君たちの試合映像を見た。すべてを捨て去る必要はない。スコアが必ずしも試合内容のすべてを反映するわけではないからだ。ただ、君たちには活気が欠けていた」
「先のことは話さない。集中すべきなのは日本戦だけだ。集中し、強い決意を持って日本戦に臨む。それが鍵だ。このステップで失敗してはならない。乗り越えなければならないことは、君たちも分かっているはずだ」
胸のチュニジア連盟のエンブレムをたたきながら、代表としての責任も訴えた。
「これは、このユニホームの話なんだ。そのことを、はっきり理解しているはずだ。君たちを応援するために、ここまで来ている人々がいる。彼らがどれだけのお金をかけて来たか、分かっているか?」
「もし今、帰国したら何が起こるか分かっているだろう? みんなが怒っている。それは当然のことだ。そこには祖国への愛情があるからだ」
最後は「行くぞ! 君たちはワールドカップに来ているんだ。2試合目で本来の姿を取り戻そう。私は自分のしたいことをするために、ここにいるわけではない。私がここにいるのは、チームが求めることをするためだ」と、呼びかけていた。(松本愛香通信員)


