ベルギー(FIFAランキング9位)は開催国の米国(同17位)に4-1で快勝した。前半にFWデケテラーレ(25=アタランタ)が2得点を挙げた。2大会ぶりの準々決勝進出で、10日(日本時間11日)にスペインと対戦する。

米国は決勝トーナメント1回戦で退場処分を受けながら、国際サッカー連盟(FIFA)に出場停止処分を1年間猶予されたFWバログン(25=モナコ)が出場したが、2大会続けてベスト16で敗退し、開催3カ国は全て姿を消した。

◆バログンの出場停止処分猶予を巡る経過

▽7月1日 決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でバログンがレッドカードを受け、同2回戦のベルギー戦は出場停止になる。

▽同5日 FIFAが出場停止処分の1年間猶予を発表。トランプ米大統領が「FIFAに感謝する」とSNSに投稿。

▽同6日=ベルギー協会が「決定に非常に驚いている」と声明を発表。

▽同6日=トランプ大統領がFIFAのインファンティノ会長に出場停止処分の見直しを求めたことを明らかにする。バログンが退場となったシーンを見たとし「ひどい判定」と審判を批判。

▽同6日=欧州連盟(UEFA)が「一線を越えた」と批判する声明を発表。

▽同6日=インファンティノ会長がトランプ大統領からの電話を認めた上で「FIFAの独立した司法機関、規律委員会の決定を尊重する。(猶予の決定に)私たちは無関係」と強調。

▽同6日=FIFA規律委員会が「全ての具体的な状況と、入手可能な証拠を考慮して決められた」と声明を出したが、決定に至った具体的な根拠への言及はなし。

【決勝T】渦中のバログン先発 ベルギーが後半3点目、米国ピンチ スペイン8強、ポルトガル倒す

【関連記事】FIFA会長が初の反論「トランプ大統領から電話」認めるも「私たちは無関係…独立機関の決定」