元サッカー日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(45)が1日、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会決勝トーナメント初戦で敗れた日本代表について、敗因を分析した。
日本はW杯最多5度優勝のブラジルに対し、前半29分にMF佐野海舟のミドル弾で先制。前半を1-0で折り返した。ただ後半にブラジルがゴール前にクロスボールを集める戦術に切り替えると、防戦一方の展開に終始。後半11分に同点、アディショナルタイムに決勝弾を決められた。
闘莉王氏はリスクを負ってでも、攻める展開を作るべきだったと説く。「(前半は)ちゃんと勇気をもってボールを保持している。リスクを負ってでも押し返せていた。(後半は)押し返せる勇気、勇気というかパワーがなかった。サイドでボールをつなぐ、それが全くできなかった。それが大きな違い」と言い切った。
森保一監督らのベンチワークについても「試合を読む力がもう少し必要だった」と指摘。1-1の後半21分にMF堂安律に代えてDF菅原由勢、MF中村敬斗に代えてDF鈴木淳之介を投入し、同33分にはMF鎌田大地に代えてMF田中碧、MF伊東純也に代えてFW町野修斗を入れたものの、流れを変えることはできなかった。
「町野をシャドーで使ったのは人手不足だった。選んだ選手のバランスが少し悪かった。菅原選手は大丈夫なのかな? と思うくらい隠れていた。ボールをもらう気もなかった」と厳しく分析した。
辛口の言葉が続くのは、日本への期待があるからこそ。「勝てるチャンスあったなって、あらためて思いますね。後半の戦いは苦しかった。修正しないといけないところはたくさん見られた。悔しい、悲しい。また4年後にチャレンジしないといけない」と奮起を促した。


