日本陸連は15日、都内で会見を開き、2020年東京五輪(オリンピック)のマラソン代表選考レース、グランドチャンピオンシップ(GC)のコースを発表した。

 出場権を持つ女子の安藤友香(24=スズキ浜松AC)、関根花観(22=日本郵政)、野上恵子(32=十八銀行)が登壇。安藤は発表されたコースについて「最初と最後にポイントとなる坂があって、本当に分かりやすいコース。最後の上り坂で仕掛けられるように調整したい」と意気込んだ。関根は「普段は生で見てもらうことは難しいと思うので、実際に走る姿を見てほしい」と呼びかけた。

 男子では宮脇千博(26=トヨタ自動車)、佐藤悠基(31=日清食品グループ)が登壇。11、13年世界選手権、12年ロンドン五輪の1万メートル代表などトラックでの実績を持つ佐藤は「マラソンを走ることに慣れてきた」と話し、9月のベルリンマラソンに参戦すると表明した。