【アンジェ(フランス)=松本愛香通信員】2月のミラノ・コルティナ五輪代表の三浦佳生(かお、21=明大)は、72・67点で9位と出遅れた。ジャンプ3本全てでミスが出る苦しい演技に「練習で失敗しないのに、なんでですかね」と言葉を絞り出した。
冒頭の4回転サルコーで転倒し、続くトリプルアクセル(3回転半)は両足着氷。4回転トーループも着氷が乱れた。スピン1つが無得点となる取りこぼしもあり、演技後は顔をゆがめた。
直前まで感触は良かった。「6分間練習では、一発で全部決めて」とジャンプを確認し、出番を待つ間も「良い時の感覚しっかりあった」という。最初の転倒後も気持ちを切り替え、「意外と失敗しても冷静だった」と振り返ったが、練習と本番のギャップに戸惑いを隠せなかった。
25日のフリーに向けても「いつもは『やってやろう』という気持ちは心のどこかにはあるんですけど、今はそういう感じがないというか。完全にへこんで、自信もないという感じで。つらいですね」と胸の内を明かした。


