青木瀬令奈のせれにゃん塾

ゴルフと野球 共通点は戦略的なプレー/青木瀬令奈

おはようございます。バレンタインデー直前で、街はチョコレートの匂いとハートマークにあふれていますね。何となく甘いそんな季節のせれにゃん塾は「ゴルフと野球」がテーマ。押しかけ挑戦者、元プロ野球中日監督の谷繁元信さん(49)とだから話せる、そんな話をみなさん上達のヒントにしてください。勝負は6ホール目。いよいよ佳境に入るか!?

 
 

野球とゴルフ。よく比較される2つのスポーツですが、どちらもトップレベルで経験している谷繁さんは、こんなふうに話してくれました。「スイングについてはまったく違うと思ってる。野球はヒジが下に落ちちゃダメ、バットの面を長く使えるのがいいバッター。ゴルフでそれをやったら(脇が)開いちゃう。上半身と下半身をねじるのがゴルフスイングだけど、野球はねじってない。腰を早く切らなきゃダメなんです。この2つを同じように考えるといろいろ困ったことになる。ピッチャーでもオーバースローの人はあまりゴルフがうまくないけど、アンダースロー、サイドスローのピッチャーがゴルフうまいのはそのせい」。スイングはまったく違うということになりますね。

共通点はそれとはまったく違うところにあるそうです。それは「戦略を立ててプレーすること」だそうです。キャッチャーは1試合の120球すべてを記憶している。その記憶の蓄積が、次の戦略の武器になるわけです。確かに、ゴルフでもプロはもちろん、上手なプレーヤーは1打1打をとてもよく記憶しています。その時のコンディションも含めた記憶が、経験値となり、次の戦略につながっていく。このことを意識しながらプレーすると、上達への近道になります。

チーム戦と個人戦という大きな違いはありますが、おもしろいところに共通点があるゴルフと野球。この2つに限らず、スポーツはいずれも体をしっかり作り、目標を定めて練習をし、戦略を立てて臨むという点ではよく似ていることが分かります。

◆青木瀬令奈(あおき・せれな)1993年(平5)2月8日生まれ、群馬県前橋市出身。2006年日刊アマ全日本女子に史上最年少の13歳で優勝。数々の実績をアマ時代に残す。11年にプロ転向。17年ヨネックスレディースで初優勝。19年賞金ランキング35位。三和シヤッター工業所属。身長153センチ。

◆谷繁元信(たにしげ・もとのぶ)1970年(昭45)12月21日、広島県生まれ。強肩捕手として島根・江の川(現石見智翠館)からドラフト1位で横浜(現DeNA)入団。01年オフにFAで中日移籍。リーグ優勝5度、日本一2度。3021試合出場のプロ野球記録を持つ。現役時代は176センチ、81キロ。ベストスコアは69。

取材・構成  遠藤淳子(清流舎)

撮影 浅見桂子

協力 葛城GC(静岡・袋井市)

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