岩田寛(34=フリー)が通算16アンダーで今季初勝利、通算2勝目を挙げた。2打差3位から出て、6バーディー、ノーボギーの66で回って逆転勝ちした。

 1打差2位に今平周吾(22=フリー)、さらに2打差の3位に金亨成(35=韓国)とJ・B・パク(33=韓国)。

 宮里優作(35=フリー)は4打差5位、小田孔明(37=プレナス)は6位、小平智(25=Admiral)は13位だった。

 岩田は表彰式前のインタビューで「17番が勝負の分かれ目だと思った」と、今平に16番で1打差に詰め寄られた直後のバーディーを勝因に挙げた。優勝した瞬間の心境を尋ねられると、「緊張しました。でも、人前で話す方が緊張します」と語り、ギャラリーの笑いを誘った。