1月にプロ転向を宣言した永井花奈(18=東京・日出高3年)が“プロ初ラウンド”を3バーディー、1ボギーの70で回り、2アンダーの21位と好発進した。

 インスタートから10番でいきなりバーディー。「緊張はしなかったですね。最初からバーディーがきたので」。15番は第2打を6番アイアンで5メートルにつけてバーディーを奪うと、18番も7メートルのバーディーパットを沈めた。「グリーンで一番高いところから下りのライン。すごく強く打ち出してしまったんですけど、カップのふちに当たって、跳ねあがってカップインしました(笑い)」と運も味方につけた。後半も1ボギーで踏ん張り「プロとして初めてのラウンドでしたけど、いつも通りのラウンドができたと思います」と充実感を漂わせた。

 日本勢は野村敏京(23=フリー)が3アンダーで首位と6打差の10位。宮里美香(26=NTTぷらら)は1アンダーの39位、横峯さくら(30=エプソン)は1オーバーで72位、酒井美紀(24=国際スポーツ振興協会)は2オーバーの94位。上原彩子(32=モスフードサービス)は5オーバーの141位、アマチュアの岩崎美紀(15=埼玉・三芳中3年)は6オーバーの147位、小貫衣織(32=国際スポーツ振興協会)は8オーバーの154位と出遅れた。

 63をマークしたキム・スビン(韓国)が9アンダーで単独トップに立っている。