野村敏京(23)は3バーディー、3ボギーの71で回り、通算13オーバー、297で63位となった。

 今季米ツアー初優勝を含む2勝を挙げて躍進。直近のショップライト・クラシックは1打差の2位に入っていた。目標とするメジャー制覇へ勢いを持って臨んだが「コースが難しかった。フェアウエーキープが難しかった。フェアウエーをキープしても木があったし…」と、狭く絞られたフェアウエーが特色の林間コースを攻略できなかった。

 それでも、4日間でスコアは最も良かった最終日。15番では15メートルの長いバーディーパットをねじ込む見せ場も作った。「ショットが4日間で一番良かった。スコアも内容も良かった」とうなずく。

 次週のメイヤー・クラシック(16日開幕、ミシガン州ベルモント・ブライズフィールドCC)もエントリー。「来週は印象のいいコース。風もあるし、コースもいいし、食べ物もいいし(笑い)。楽しみです」と気持ちを切り替えていた。