勝みなみ(17=鹿児島高3年)は「砂」に泣かされた。
勝負の流れが変わったのは5番、3打リードの勝の第2打はグリーン右手前バンカーへ。アプローチは5メートルオーバーしてボギーとした。対する申ジエ(韓国)は、左エッジからチップインバーディーでその差は1打となった。6番も勝がボギー、申がバーディーで逆転。9番で勝は右手前のバンカーから“ホームラン”でグリーン奥エッジにいってしまった。「ここのバンカーは難しくて、砂が硬かったりそうでなかったり、落ちた場所にもよるけど、悩まされました」。この日の5ボギーのうち4個がバンカー絡みだった。
だが、後半は粘った。前半は「優勝」ばかりを意識していたのを「なんとか2位で上がりたい」と“下方修正”。グリーンを外しても1パットパーを重ね、15番、17番でもバンカーからパーセーブ。18番パー5ではサブグリーンの花道から40ヤードの第3打をピン横1・5メートルにつけてバーディーとし、単独2位に抜け出した。
元世界ランク1位の申に敗れたとはいえ、昨季賞金女王のイ・ボミ、ツアートップ級の飛距離を誇る渡辺彩香を上回った。立派な戦いぶりだった。

