初優勝は逃した下川めぐみ(33)だったが、2位となり来季のシード権はほぼ確実にした。

 18番の7メートル近いバーディーパットは「(順位)ボードを見て、これを入れれば(シード権)…とは思っていましたが、3パットしかねないと気を引き締めました」と振り返る。

 「17ホールやってきたことを18番でもやるようにと、いったんスコアのことは忘れて目の前の1打に集中した結果」見事に沈めた。難コースでミスを引きずるのは禁物と、この日は「切り替えの大事さ」を心掛け、目の前の1打に集中したという。

 前日の第3日は初の決勝ラウンド最終組で朝食がのどを通らなかった。この日は「(食事は)大丈夫でした。でもプレー中は内心バクバクでしたよ。ただ我慢していればチャンスは来るだろうとプレーしていた」と話していた。