ゴルフの日本女子オープンで国内メジャー初のアマチュア優勝を飾った畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)が、来週までにプロ転向の申請を行う見込みとなった。今日4日からスタンレー・レディース(7日開幕、静岡・東名CC)に向けて会場で調整し、試合後は20日から始まる米ツアー2次予選会に出場するため12日に渡米。帰国は26日を予定している。

 ツアープロとしての単年登録(TPD単年登録)の資格を取得するには、21日午後5時までに日本女子プロゴルフ協会に連絡する必要がある。TPD単年登録はシード選手ではないため、出場義務試合数(今季21試合)が発生しない。畑岡本人のプロ転向の意思も固まっているようで、支障はないとみられる。

 また優勝を受け、地元の笠間市では常磐線JR岩間駅などに祝福の横断幕を掲出する予定だという。

 ◆畑岡がプロ転向する場合の流れ (1)ツアープロとしての単年登録(TPD単年登録)申請を、規定により21日午後5時までに日本女子プロゴルフ協会に連絡(2)協会のTPD事業部による承認(3)登録料50万円(税別)を支払う(4)単年登録の資格を取得し、優勝した試合後1年間のツアー出場権を得る(TOTOジャパン・クラシックは除く)。