濃霧と雨で進行が大幅に遅れ、日没サスペンデッドとなり、9人しか第2ラウンドを終えられなかった。9日の天候などを考慮し、競技は36ホールに短縮されることが決まった。

 笠りつ子(28=京セラ)は9ホールを終えて通算5アンダーまで伸ばし、今季3勝目に前進した。8番パー5では残り155ヤードの第2打を7番アイアンで1メートルにつけてイーグル。同郷の古閑美保(34)も見守る中でのプレーに「変なところを見せられない」と気持ちが引き締まった。

 畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)が勝った日本女子オープンに続き、畑岡と勝みなみ(18=鹿児島高3年)が通算4アンダーでV圏内にいる。「先週もアマチュアで、今週もアマチュアが来そうな気がしますけど、ダメですから! 私は私でプレーしたいと思います」と笑顔で宣言していた。