今季ツアー初優勝を飾るなど賞金ランク3位につける好調の今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)が1イーグル、5バーディー、3ボギーの67で回り、4アンダーで今季3度目の首位発進を決めた。

 2番パー5では残り210ヤードから4番アイアンで1・5メートルにつけてイーグルを奪うなど、スタートから6ホールで5つスコアを伸ばした。その後は最難関の17番でボギーをたたくなどしたが「初日のラウンドとしては良かった」とうなずいた。

 過去3度の出場で決勝ラウンドに進んだのは15年大会(16位)だけ。昨季も予選落ちだったが、一転してこの大会自己ベストを更新する好スコアをマークした。「ショット、パット、全部違う。全部が良くなっている」という今季は難コース攻略に自信がみなぎる。

 この日は練習ラウンドを一緒に回るなど指導を受けることもある谷口徹と同組。「最初は谷口さんもいい感じでスコアが伸びていて、集中してやっていたので何もなかったんですけど、途中、悪くなってから結構話し掛けてきました。『ショットがいいヤツはいいな~』とか(笑い)」。尊敬する大先輩の“口撃”にも動じることなくスコアを伸ばし「(勝って得られる)5年シードがあると(海外など)いろんな挑戦もできる。やっぱり、メジャーで優勝したい」と話した。