米ゴルフ男子シニアツアー(PGAツアー・チャンピオンズ)のプレジデントを務めるグレゴリー・マクローリン氏が5日、千葉県内で記者会見を開いた。

 今秋のJAL選手権(9月8~10日、成田GC)の概要を明らかにしたもの。日本初開催となる米シニアツアー。既に3日間の54ホール競技となることは決定済み。今回は賞金総額が250万ドル(約3億円)、優勝賞金は同総額の15%となる37万5000ドル(約4500万円)に決まったことが発表された。マクローリン氏は「金額はツアーの中でも高い部類に入る」と満足そうな表情を浮かべた。

 また同氏はメジャー9勝のトム・ワトソンをはじめ、コリン・モンゴメリー、トム・カイト、ジョン・デーリーら名選手がJAL選手権への出場を表明していると説明。出場選手は68人で、推薦選手は8人。うち1人はJAL選手権の前週に開催される日本シニアツアー、コマツオープン(石川・小松CC)の優勝者になる。同氏は「残り7人についてはトーナメント委員会がリストの作成に取りかかっている」と説明していた。