男子ゴルフの長嶋茂雄招待セガサミー・カップ(6日開幕、北海道・ザ・ノースカントリーGC)のプロアマ戦が5日、同コースで行われた。

 昨季賞金王の池田勇太(31=フリー)は、4月の中日クラウンズ以来約2カ月ぶりとなる国内ツアーでの試合に気合をみなぎらせた。米ツアーへの積極的なスポット参戦を続けている今季だが、直近全米オープンで予選落ちを喫するなど「(この1カ月は)3試合出て結果も出せず、かなり悔しい終わり方だった」と歯がゆさを隠せない。

 2週後の全英オープン、8月の全米プロと借りを返す大舞台も控える。それでも今は目の前の試合を全力で勝ちにいくことしか考えていない。「今は、そっち(メジャー)のことよりこの試合。(米国で)収穫はありましたけど、それを結果として出せていない。今、自分に必要なのは結果しかない」と繰り返す。

 全米オープンから帰国後は米国転戦の疲労を取ることと並行しながら、福岡のジムでトレーニングを続けてきた。「何も問題ないという感じ。いい仕上がりだと思う」。昨年大会の最終日には65をマークした北の大地から賞金王の本領発揮といきたいところだ。