女子ゴルフツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(9月22日開幕、宮城・利府GC)の出場権をかけたアマチュア選手選考会が13日、同会場で行われ、14歳の鶴瀬華月(仙台市立南吉成中3年)が本大会出場を決めた。

 18ホールストロークプレーで行われ、イーブンパー72の3位で鶴瀬ら6選手が並び、最終的にはマッチングスコアカード方式(最終9ホールの合計スコア)で出場が決まった。

 大会最年少出場となる14歳は「前半39と崩してしまったけれど、後半はラッキーにも助けられて33で回ることができて良かったです。10、11番で連続バーディーを取ることができたので、そこで流れが変わったと思います。アマチュアなので学ぶことはいっぱいある。この貴重な経験は、これからのゴルフ人生でも必ずいい経験になるはず」とコメントした。

 鶴瀬に加え、東北高3年の木村怜衣(17)と、同校1年の郡山瞳(15)の3選手が出場権を獲得した。

 3アンダーの69で1位で出場権を得た木村は「今日は3バーディーで、8番ではイーグルを取ることもできました。1日を通じて波のないプレーができたことが良かった」。

 1アンダーで2位の郡山も「初めてのプロの試合なので、うれしさと緊張のどっちもありますが、雰囲気を楽しみつつ、自分のゴルフを出せるように頑張りたいです」とコメントした。