ツアー通算5勝の笠りつ子(29=京セラ)が通算4アンダーで首位と1打差の2位につけた。

 イーブンの7位から出て、5バーディー、1ボギーの69という好スコア。「明日、いいところで回れるので、落ち着いて自分のプレーをするのみです」と今季初勝利に向け、自然体を貫いた。

 18ホールのうち、13ホールで池やクリークがあるというツアーで1、2位を争うコース。笠は「少し開き直っている部分もある」と自己分析する。特にパッティングに関しては「外れてもしようがないという思いで強く打っています。もし外れたら私と合わないと。入ってくれたら私と合うと思っています」と独特の思考でグリーンを攻略していることをうかがわせた。