世界ランク4位で前年覇者の松山英樹は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算4オーバーの148で66位となった。

 10番までにスコアを4つ落とし、11番で初のバーディー。13番もバーディーとしたが、14番パー5でバンカーから寄せてバーディーチャンスにつけながら3パットボギー。パー3の17番で1つ取り返すも、ショートパットの精度を欠いて連日の「74」となった。

 松山と同組で回った世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)が後半に「29」をマークするなど9バーディー、ノーボギーの完璧な内容で通算13アンダーまで伸ばし、単独首位に浮上。1打差でブルックス・ケプカ(米国)が続き、通算9アンダーの3位にはジャスティン・ローズ(英国)とキラデク・アフィバーンラト(タイ)が並んだ。D・ジョンソン(16年)、ケプカ(17年)、ローズ(13年)と全米オープン覇者が上位に名を連ねた。

 世界選手権シリーズ最年少優勝記録(14年キャデラック選手権、23歳)を持つパトリック・リード(米国)が通算8アンダーの5位。世界ランク8位ジェーソン・デー(オーストラリア)はスコアを2つ落とし、通算1アンダーの38位。世界ランク5位ジョン・ラーム(スペイン)は通算2オーバーの60位と苦しんでいる。

 日本勢は谷原秀人が通算2アンダーの29位。片岡大育は同1アンダーの38位、今平周吾は同7オーバーの74位となっている。

 大会は78人が出場し、予選カットなしで4日間行われる。