23位から出た松山英樹(27=LEXUS)は、2バーディー、3ボギーの73で回り、通算2アンダー286で33位と順位を落とした。

大会前から崩した体調は回復しつつあったものの、ことごとくパットが入らなかった。1番でバーディーを奪ったものの、その後、10番で4メートル、11番で3メートル、13番では5メートル、さらに、14番では「お先」で打った60センチを外して、3パットで痛恨のボギー。リズムを作れず、上位争いには最後まで加われなかった。「なかなか思うようなプレーはできなかったけど、ショットがちょっと戻ってきた感じがある。パッティングは、ずっと悪いので、それを早くどうにかできるようにしたいなと思います」と次週のプレーヤーズ選手権(米フロリダ州)に向けた。

フランチェスコ・モリナリ(イタリア)が5打差を逆転し、通算12アンダーで昨年の全英オープン選手権以来ツアー3勝目を挙げた。