国内女子ゴルフツアーの住友生命レディース東海クラシックの練習ラウンドが開幕前日の16日、新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われた。

前週の日本女子プロ選手権で20-21年シーズン8勝目を挙げた稲見萌寧(22=都築電気)はこの日、会見。今後の目標をあらためて、あと1勝に迫った「通算10勝」とした上で「“なるはや”でしたい」。次戦のミヤギテレビ杯(24日開幕)は欠場するため今週を含めて残り10戦。早期の達成を誓った。

練習、トレーニングを“休まない女子プロ”は先週の優勝後も翌日の月曜日は午前練習、夕方からトレーニング、火曜日は練習後に移動し、前日は練習ラウンドでハーフを回った。「コースではスイング的にちょっとズレている感じがある」と調子を説明した。18年22位、19年22位、20年8位の今大会コースについて「ホールによって刻み方が難しかったり、パー3で距離が合う番手がなかったり。いまいち伸ばし合いについていけてないかな」と印象を語った上で、今週末は天気が荒れ模様とあって「その場その場でやっていかないといけない」と状況判断の必要性を口にした。