プロ2年目の大西魁斗(23=ZOZO)は惜敗でツアー初優勝を逃した。首位と2打差4位から出て、後半の4連続を含む7バーディーを奪取。最終18番で2・5メートルのバーディーパットを外し、通算22アンダーどまり、1組後ろで18番をバーディーとした稲森に1打及ばず2位に終わった。

「後半で結構、差をつけられていた中で、ここまで攻められたことはうれしいです」。

9歳から米国にゴルフ留学し、南カリフォルニア大時代にはオール・アメリカン選抜経験もある“逆輸入プロ”は、今大会のコースが国内では少ない洋芝(ベント芝)だったことも苦にしなかった。5月のダイヤモンド・カップに続く2位。「引き続き、この調子でいきたいと思います。いつか必ず」と初優勝が近いことを感じている。