初出場の清水大雅(21=日大)が、首位と4打差6位で発進した。4バーディー、5ボギーで回り1オーバーの73。イ・ボミ(韓国)の賞金女王時代を支えた清水重憲キャディー(48)の長男。履正社野球部では19年夏の甲子園で優勝を経験するも、ベンチ入りできずゴルフに転向した経緯がある。プロへの第1歩として初優勝を目指す。大同一輝(30=ベアズパウ)が3アンダーで首位に立った。

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本格的にゴルフを始めてからまだ3年ほど。初出場の21歳清水が、V争いに絡んだ。8番パー3、10メートルの下りのパットを沈めて勢いに乗る。続く9番パー5で2メートルを入れて連続バーディー。15番パー4ではチップインバーディーを奪った。ただ、1メートル半のパーパットを3つ外したことで「ショートパットが決まれば、もうちょっといけたかも知れないです」と苦笑いした。

父はイ・ボミの専属で知られ、現在もツアーで有力選手のバッグを担ぐ清水キャディー。「お父さんの活躍は小さい頃から知っていました。ゴルフを始めて疑問に思ったことを聞くと、シンプルな答えが返ってくる。『難しく考えなくていい』と、言われます」。

野球をしていた頃は厳しかったという。「『素振りをせんでいいんか?』。(自主練を)サボッていると叱られました」。高校は名門の履正社へ。3年時に春の選抜出場、夏は全国制覇を達成。ただベンチ入りできず、悔しい思いをした。

日本一になった3年前の夏-。人生の決断をする。

「このまま野球を続けていいのか。ゴルフの方が可能性があるのではないかと考えました。お父さんがゴルフの世界にいるので、いいタイミングだと思った」

目標はプロゴルファー。ただ甘い世界ではないことも知っている。「目指してはいますが、まだプロになると言える力はありません」。どこまでも謙虚。まずは結果を重ね、自信をつかみたい。【益子浩一】

◆清水大雅(しみず・たいが)2001年(平13)5月17日、大阪・八尾市生まれ。小4から野球を始める。投手で、大阪八尾ボーイズから履正社へ。日大ではゴルフ部。173センチ、61キロ。

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