首位スタートの蝉川泰果(たいが、22=フリー)が、5バーディー、1ボギー67で回り、通算17アンダー267で優勝を飾った。
昨年、アマチュアとして史上初のツアー2勝(パナソニックオープン、日本オープン)を飾っているが、プロ転向後では初勝利となった。歴代2位の67歳217日で予選を突破した倉本昌弘は、通算9オーバーで65位だった。
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涙の栄冠は、初めて組んだ相棒と勝ち取った。最終18番ロング。蝉川は、攻めた第2打がバンカーに入るも、第3打をピン側に寄せた。わずか1メートルながら清水重憲キャディー(48)としっかり会話を交わしてから沈めた。
「18番の途中から、めちゃくちゃ泣きそうでした。昨日から、優勝できるのかなと。しっかり優勝できてうれしいです」
田中秀道やイ・ボミを支え“優勝請負人”と呼ばれるプロキャディーとは、昨季も組む話があったが実現せず、昨オフに蝉川からインスタグラムのDMでオファーをした。
受けた清水キャディーは、攻めが持ち味の若手とコンビを組むのが「僕が勉強してきたことが合うのか」と不安になったという。だが、実際にラウンドすれば「パットがうまいのに、1メートルの距離でも再三確認してくる」という繊細さに感心したという。プロ転向後初優勝を決めたパットにもそれが表れていた。
蝉川は「去年、この関西オープンを優勝された比嘉選手が賞金王を獲得されたので、自分も賞金王を目標に頑張っていきたい」と高らかに宣言。これで通算40勝となった清水キャディーも「間違いなく今後賞金王争いをする選手」とサポートを誓った。二人三脚で、勝ち星を積み上げていく。【永田淳】

