J1サガン鳥栖の前身のJFL鳥栖フューチャーズなどで、GKとしてプレーした平田靖彦氏(48)を父に持つ宮崎・延岡中2年、兼慎(けんしん、13=宮崎国際)が、3バーディー、6ボギーの73で17位タイと健闘した。

ショットの不調をパッティングでカバー。第2日以降、ドライバーを修正して上位に食らいつく。昨年2位の東北福祉大2年、田崎春樹(大村湾)が、6バーディー、1ダブルボギーの66で首位発進した。

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将来プロを目指す平田が、中2ながら健闘した。

ショットが乱れ、特にドライバーの安定を欠いた。だが、「パターが良かった」と話す小技でカバーだ。3番パー4で5メートル、13番パー4で7メートルを入れてバーディーを奪うなどで踏ん張った。第2日へ「ドライバーが乱れたので、減らしたい」と課題を明白にした。

父靖彦氏は「ハワイで行われる全米アマゴルフの1次予選(7月)にエントリーしている」といい、8月の本戦を視野に入れる。大きな目標も糧に「素直に自分のプレーを受け入れて、成長してほしい」と願う父の願いを胸に頑張った。

靖彦氏は20歳の時、GKで鳥栖フューチャーズ入り。ホンダロックやJ3宮崎の前身のひとつプロフェソール宮崎FCなどをへて40歳で引退。在籍した95、96年当時の鳥栖には元日本代表GK松永成立氏がいた。そんな父の影響で、平田も5歳からサッカーを始めた。だが、ゴルフに魅了され、小1から変更した。

ただ、ジャンルは違えど「時間の使い方や、ゴルフへ向かう心構えや、姿勢は伝えてきた」と靖彦氏。受け継がれたスポーツマン魂で、大きく育つ。【菊川光一】