1打差2位から出たツアー未勝利のアリセン・コーパス(25=米国)が通算9アンダーで、ツアー初Vをメジャーで飾った。ウイニングパットを決めた直後は笑顔を見せていたが、あふれ出る涙を何度もぬぐった。優勝者インタビューでは「本当に信じられないです。もう夢がかなったような気持ちです」と実感が湧かない様子だった。
1番パー4でバーディー発進。同じ最終組で回り、メジャー初制覇を狙った首位の畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)にすぐ並んだ。前半は3バーディー、2ボギーと1つ伸ばし、畑岡と並び首位で後半に突入。10番パー4で約3メートルのバーディーパットを沈め、1歩抜け出した。14番パー5、15番パー4で連続バーディー。17番パー3でボギーも、2位に3打差をつけてそのまま逃げ切った。「積極的にプレーして、優勝できると自分を励ましてプレーしていました」と明かした。
最終ラウンドは69と3つ伸ばして回った。「ちょっと疲れもありましたが、わりと快適にプレーできました」と振り返った。両親に対し「いつもありがとう。お父さんに今週ハワイから来てもらって、お母さんはずっとツアーに帯同してもらっている。今週の優勝は親の優勝と思っています」と感謝した。
米ツアー本格参戦2年目。今季メジャーのシェブロン選手権は4位、全米女子プロ選手権は15位と上位フィニッシュしていた。米ハワイ州出身で、バラク・オバマ元米大統領も通ったハワイ・プナホウ高を卒業している。
大会史上最高額の優勝賞金200万ドルの使い道については「まだちょっと決めてないが、今夜はおいしい夜ごはんを食べたい」と笑顔をみせた。
単独首位から出た畑岡は1バーディー、5ボギーの76と4つ落として回り、通算3アンダー、285で、4位。悲願のメジャー初制覇はお預けとなった。チャーリー・ハル(英国)と申ジエ(韓国)が6アンダーで2位。畑岡とベイリー・ターディ(米国)が3アンダーで4位。古江彩佳は69で回り、2アンダーでキム・ヒョージュ(韓国)とともに6位に入った。

