プロデビューした思い出の地元大会でプロ2勝目だ! 首位と5打差の13位から出た蝉川泰果(22=フリー)が8バーディー、ノーボギーで連日の64。
通算16アンダー200で首位の中島啓太(23)と2打差の3位に浮上した。プロアマ通じ蝉川は6度、中島は8度の最終日最終組の経験があるが、一緒になるのは初めて。賞金ランキングでも上位につける同学年の2人が最終日に火花を散らす。」
◇ ◇ ◇
思い出の大会で急浮上だ。地元・兵庫県加東市出身の蝉川が、トップを視界に捉えた。2番パー4で9メートルのバーディーパットを沈めて勢いに乗る。「今週は手前でロングパットが残っても良いから振り切ることを心がけた」。4番から7番まで50センチ、3メートル、2・5メートル、1メートルと次々にピンに絡めて4連続バーディー。さらにここ数試合、調子の悪かったショートパットを改善。練習ラウンドをともにした元賞金王の谷口から「フォロースルーを長く取った方が良い」とアドバイスされて実践。前日に短いパットを「徹底的に練習した」ことで良くなった。
最終日は同学年の中島と初めて最終組を回る。「ここまできたらプロ2勝目をこの地であげれたらうれしい。全力で練習して、納得して気持ちよく終わりたい」。前日に散髪して、スッキリした姿で闘志を燃やした。【阪口孝志】
○…中島も、蝉川と初めての最終日最終組に闘志を燃やした。後半の10、11番でピンチも切り抜けてパーセーブ。流れを呼び込み、上がり5ホールで4バーディー。首位で、最終日最終組を決めた。「楽しみですし、泰果(〓(虫ヘンに単の旧字体)川)は地元でたくさんのギャラリーがつくと思う。それを楽しみたいし、最後まで良い勝負をして盛り上げていけたら」と同学年対決を歓迎した。
▽佐藤(ツアー初優勝に向け)「やるからには狙いたい。優勝争いする機会も多かったけど伸ばしきれないことも多かった。経験を生かして自分のプレーを」
▽永野(3日連続の60台)「全体的に伸ばし合いになっているので残されずついていけて良かった。残り3ホールで優勝を狙えるスコアまで持っていけたら」
▽堀川(首位から出て4打差6位)「練習から右に行ってて案の定、右に。それを嫌がって極端に返したりして、荒れた1日でした」

