笹生優花(22)が逆転優勝を果たし、21年以来3年ぶり2度目の頂点をつかんだ。3打差5位からスタートした最終日は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーまで伸ばした。米ツアーは通算2勝目で、海外メジャーの複数回優勝は日本勢では初の快挙となった。
会場で見守った父正和さんと二人三脚でやってきた。
父は、米ツアーで戦うようになってからも甘やかさず、未知なる世界最高峰の舞台。難しい環境でも自分のことは自分でやるよう伝えてきたという。
「(前回全米女子オープンを)勝っちゃって、本人はLPGAのことが分からないし、すぐ決断してメンバーで(米ツアーで)やるって。でも、こっちも準備もなんもなく、すぐだったから、言ったのは、飛行機とるのも、部屋とるのも、LPGAとのメールも全部自分でやれ、と。
自分で覚えないとダメだから。この3年間はそういう細かいこと、あとコースも覚えないといけない。勝つというより、それを重視してやる。そこをきっちり覚えた上で、24、25(歳)からが勝負だよ、と言っていたけど…」
ただ、愛娘の成長は、父が思う以上だった。
「それがまだ22で、今月誕生日で23になるからちょっと早かったかな」と最高の笑みをみせた。

