米挑戦1年目の山下美夢有(みゆう、24=花王)が、待望のツアー初勝利をメジャー大会で飾った。3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダー、277。第2ラウンドから首位を守り続けて逃げ切った。

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国内ツアー通算3勝で大会初出場の桑木志帆(22=大和ハウス工業)は「すごいです。私も刺激をもらいました」。山下とは昨年まで国内ツアーで戦っていた仲。メジャーで米ツアー初優勝の快挙を祝福した。

会場について「硬くて転がるので、曲がらないショットメーカーが有利になると感じた。マネジメントとショット力が試されるコースでした」。さらに「距離はそこまでないですが、強風が吹くと乗らないホールも出てきたり、セカンドの落下地点がバンカーに傾斜していて入ってしまい、出すだけになるのですごく難しかった」と振り返った。

間近で見た山下のプレーについては「私が言うのはおこがましいですが、技術面は日本にいる時から安定感があり、ピンポイントで打っていけるショット力があると思います。終始、集中力が続いていて、メンタルも安定しているように見えました」と話した。

桑木自身、第1日は4位の好発進も、第2日で大きく崩れ、予選突破できなかった。「まだまだマネジメント力やメンタル面の強さが足りない。技術面ではメジャー3試合に出場して確実に成長したと感じたので、来年また帰ってこられるように、しっかり練習に励みます」と誓った。