昨年12月に78歳で死去した日本ゴルフ界のレジェンドで、「ジャンボ」の愛称で親しまれた尾崎将司さんの「お別れの会」が16日、東京都内のホテルで執り行われ、多くのゴルフ関係者や著名人ら1000人が参列した。祭壇はゴルフ場と富士山をイメージした花で彩られ、右手を突き上げ笑顔を見せる選手晩年の写真が飾られた。

AONとしてともに一時代を築いた中嶋常幸(71)は、アマチュア時代から「ああいうゴルフをしたいな」と憧れの存在だったことを告白。「一緒に戦ったトーナメント、特に優勝争いを思い出しました。ジャンボのすごさは、どこに行っても、何があっても決めてくる、特別な存在でしたよね」と、同じステージに立った後も別格だったと述懐した。

尾崎さんは事実上の一線を退いてからは多くの選手の指導に尽力。18年に設立した「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」からは、米女子メジャー大会を制した西郷真央、笹生優花や米女子ツアーに本格参戦中の原英莉花、佐久間朱莉ら、多くのトップ選手を輩出してきた。中嶋は「ジャンボのおかげで今の若い選手たちがあれだけ飛ばせるようになったし、距離で言えば世界に通じるようになった」と解説。「日本のゴルフに革命を起こしてくれた人。その姿を見て、多くの選手たちが遺志を引き継いでいる」と、尾崎さんが残した功績をたたえていた。