メジャー第4戦の第2ラウンドが行われ、64をマークして通算11アンダーのロッティ・ウォード(英国)が首位に浮上した。

日本勢では1打差2位に首位から後退した岩井明愛、3打差3位に西郷真央、5打差5位に山下美夢有、6打差9位に渋野日向子、原英莉花、佐久間朱莉と、日本勢が10位以内に6人も入った。

7打差18位にも勝みなみ、8打差23位に笹生優花、桑木志帆、10打差46位に古江彩佳。

日本勢10人が予選を通過し、うち西郷、山下、渋野、笹生、古江の5人がメジャー制覇の経験者。77年全米女子プロ選手権覇者の樋口久子を含め、日本の歴代メジャー王者は6人しかいないことを考えれば、豪華顔ぶれの残り2日間だ。

外国勢では、首位のウォードは昨年途中でプロに転向し、史上3人目となるプロデビュー戦で勝利を飾った22歳のホープ。今季も既に1勝を挙げ、地元欧州という地の利がある。

3打差3位のユ・ヘラン(韓国)は6月の全米女子プロからメジャー2連勝が懸かる最も勢いのある25歳。

地力では山下と同じ5打差5位にいる、昨年の年間女王ジーノ・ティティクル(タイ)が最も怖い存在だ。初日こそ1オーバーの69位と出遅れたが、この日はウォードと並ぶベストスコア64で、きっちり優勝争いに加わった。この大会は過去6度の出場でトップ10入りは4度あり、相性も抜群。

ジーノは1年前にグレース・キム(オーストラリア)に最終ホールの奇跡的なイーグルで追いつかれ、プレーオフの末に逆転負け。ツアー9勝の実力者が、悲願のメジャー初優勝へ燃えないわけがない。

ツアー選手の高い壁となってきたメジャー4勝のネリー・コルダ(米国)が67位、大会2連覇を目指したグレース・キムも90位で予選落ち。

混戦模様ながら大本命が消え、ショットの正確性や小技が勝負のカギを握るコースで残り2日間、日本勢による8度目のメジャー制覇の期待が少しずつふくらんでいる。